全国発酵食品サミット

全国発酵食品サミット
21世紀は発酵の世紀といわれ、チーズやワインと同様、日本古来からあるこうじや味噌の価値が見直されてきております。
今回、全国より発酵食品にかかわる方々が秋田県横手に一同に会して、「全国発酵食品サミット」が開催され当店も参加いたしました。

永島敏行さんや王理恵さんなど芸能人方のトークショー、東京農業大学はじめ各地で教鞭をとられ、日本では発酵食品の第一人者の小泉武夫先生の基調講演など有意義な2日間でした。

最後にサミット宣言が採択され、今後の日本の食文化に一石を投じました。
皆さんも今後、発酵食品にご注目ください。

「サミット宣言」

 人類は有史以来、あらゆるものを食し、おいしい食べものや体にとって大切な食べものを生み出し、目に見えない微生物の働きを応用して、高度な知患と豊かな発想から「発酵」という一大文化を創造してきました。
 日本全国はもとよリ世界に広がる、発酵文化・発酵技術こそ、21世紀の人類を救う重要なキーワードといえます。
豊かな麹文化薫る発酵のメッカ「横手の地」 からここに「サミット宣言J をします。

一、私たちは、未来を担う子供たちの健やかな成長を願い、発酵食品の持つ機能性や歴史を探究し、食生活の場での実践を通して「発酵食品による食育と健康的な食習慣づくり」を推進します。
一、私たちは、それぞれの地域に受け継がれた発酵文化・発酵技術の情報交換を促進し、すべての発酵に関する情報を積極的に発信しつづけます。
一、私たちは、広く研究機関や企業、一般市民と共に、更なる発酵技術の革新をめざし、地域の健康づくリや産業振興に役立てるよう努めます。
一、私たちは、21 世紀を「発酵の世紀」と位置付け、発酵の食文化が息づくまちづくリをめざします。
一、私たちは、発酵文化の輸を広め、我が国の食糧白給率の向上に貢献します。

2008年3月30日

全国発酵食品サミットin横手参加者一同

(サミット宣言引用)