ピリ辛な感じがクセになる唐辛子は、数千年前から薬味調味料として様々な料理に使用されてきました。現在でも世界中には唐辛子を使った料理や調味料も数多く存在します。こちらでは唐辛子の豆知識についてご紹介いたします。

唐辛子の歴史

唐辛子は数千年前のメキシコで食用として利用・栽培され、15世紀のコロンブスの新大陸発見に伴い広く知れ渡っていきました。当時コロンブスはインドのコショウを目指していたのですが、インドではなくインド諸島に来てしまいました。しかしコロンブスは現地の唐辛子をコショウと勘違いして伝えてしまったため、今でも多くの国でコショウと混同した名前がつけられています。

日本に来たのは?

日本に唐辛子が入って来たのは、諸説ありますが16世紀半ば頃と言われています。ポルトガル人が鉄砲とともに伝えたという説があります。他にも17世紀初めに豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に日本に持ち帰ったという説もあるようです。また、唐辛子は中国よりも先に日本に伝わっており、中国に伝わったのは17世紀半ば頃と言われています。

唐辛子の調味料

古い時代から現在至るまで、唐辛子は料理の調味料としても幅広く使用されています。唐辛子を使用した調味料はキムチやカレーなどの辛い料理の代表はもちろん、みそ汁やうどんと言った日本料理のアクセントとしても最適です。こちらでは唐辛子を使用した調味料をいくつかご紹介します

● 七味唐辛子

日本を代表するミックススパイスの七味唐辛子は、赤唐辛子・ごま・青海苔・麻の実・ケシの実・山椒などを7種類ブレンドした調味料です。地域によっては陳皮やしその実を入れるところもあります

● 豆板醤

中国を代表する豆板醤は、ソラマメ・食塩・唐辛子・ごま油・醤などを原料として造られます。豆板醤とは中国風のお味噌の事で、内陸の西武地方を中心に広く使用されています。

● チリパウダー

アメリカ南部や中米地域で幅広く利用されているメキシコのミックススパイスです。インディオが数百年前から使用されたと言われています。各家庭によって様々なブレンドがなされています。

当店では自家栽培の唐辛子と自家製ニ年熟成天然しょうゆと米麹でまろやかに発酵させた唐辛(とっから)を販売しています。七味唐辛子などの調味料の代わりとしてご利用いただく事が出来ます。みそ汁・野菜炒め・などの隠し味として使えばやみつきになる事間違いありません。ご購入の際は便利な通販をご利用ください。

・ 『 唐辛 』のご購入はコチラ